表彰式・オンライン表彰式に貸し会議室を使う

更新日:2025年2月25日
会社で行う表彰式は、宴会場やイベントホールで行われるのが一般的でした。しかし、近年ではリモートワーク化が進み、リアルイベントとして開催されるだけでなく、オンラインで実施される機会も増加しています。また、リアルとオンラインをかけ合わせたハイブリッド型の表彰式も行われています。
それぞれの特徴や注意点を解説し、最適な会場選びのポイントを詳しく紹介します。
- 【目次】
- 表彰式の開催形式を3つご紹介
- 表彰式のレイアウトについて
- 表彰式を開催するならミーティングスペースAPがおすすめ
- ミーティングスペースAPの表彰式開催事例
- 表彰式開催の頼もしいパートナーでありたい
表彰式の開催形式を3つご紹介
表彰式の開催形式には、リアル型・オンライン型・ハイブリッド型があります。それぞれの特徴や注意点をまとめました。
リアル型表彰式
リアル型表彰式は、宴会場やイベントホールなどの会場に集まり、式を行う方法です。大型のイベントホールや豪華なホテルの宴会場、レストランを貸し切って表彰式を開催する場合もあります。参加者が一堂に会し、対面で行われる最も一般的な開催方法です。
リアル型表彰式の魅力は、「非日常感を味わえる」という点です。会場の雰囲気や音響効果をリアルタイムで体感でき、いつもとは異なる雰囲気を楽しみながら参加できます。また、「登壇者のための花道を作る」「ステージ裏から特別ゲストが登場する」など、広いスペースを活かした様々な演出を盛り込めるのも魅力です。
一方で、「参加者全員を収容できる規模の会場を押さえなくてはならない」「演出に必要な機材を現地まで運ぶ必要がある」などといった手間がかかるのがデメリットです。本社とは別に拠点がある企業の場合、社員が来場しやすい会場のエリアも考えなくてはいけません。希望するエリア内で会場を探したり、室料や設備費などを含めた予算計画を立てたりと、細やかな事前準備が必要です。
オンライン表彰式
オンライン表彰式は、Web会議ツールや通話ツールを使って表彰式を行うパターンです。新型コロナウイルスの感染拡大以降、オンライン表彰式を実施するケースも普及してきました。「感染拡大防止に役立つ」という点は大きな魅力ですが、オンライン表彰式のメリットはそれだけではありません。まず、式のために会場を押さえる必要がありません。式の進行を配信で行う場合でも、司会進行をする人員が収容できればよいので、社内の会議室で十分なケースがほとんどでしょう。また、移動を伴わないため、遠方や海外にいる社員が参加しやすい点も魅力です。さらに、流す映像や資料は、参加者がそれぞれのパソコンや端末から視聴できるので、リアル会場のように「座る位置によっては見えにくい」といったこともないでしょう。
一方で、滞りなくイベントを進行させるためには配信トラブルに対応できる知識や技術が不可欠です。全従業員が一斉に同じ場所にアクセスする訳ですから、人数によっては高負荷になることが予想されます。事前に起こり得るトラブルを想定した配信ソフトやプラットフォーム選びが重要です。また、配信用の映像を撮影する技術がないと、オンラインで見ている人たちに伝わらなかったり、見にくい映像になったりする可能性もあります。例えば、「カメラが表彰される人物を映していない」「特定の人物をアップで映していて周りの様子がわからない」などです。そうしたトラブル対応や撮影を専門業者にアウトソーシングする際は、別途費用がかかります。
更に、表彰式の様子をただ配信するだけでは臨場感を出しにくいというデメリットもあります。せっかく表彰されても、その実感が得にくいのはもったいないことです。受賞者へのコメントを送ってもらう時間を設けたり、クイズコーナーやアンケートを盛り込んだりするなど、ゲスト参加型のコンテンツを多めに盛り込むのがおすすめです。
ハイブリッド型表彰式
ハイブリッド型表彰式は、リアル会場とオンライン会場の両方を用意して開催するパターンの式です。リアル会場でゲストを招いて従来型の表彰式を行い、リアル会場へ足を運ぶことが難しい受賞者やゲストはオンラインで視聴しながら参加します。こうしたハイブリッド型イベントは、表彰式のみならず社内イベントやセミナー、演劇やアーティストのライブなど様々な場面で活用されています。
「司会者や受賞者のみがリアル会場へ足を運ぶ」「全従業員はリアル会場で参加・社外ゲストはオンラインで参加」など、柔軟にゲストの参加形態を調整できるのが特徴です。いわゆる「無観客ライブ」のように、司会者やプレゼンテーターのみがリアル会場へ出向いて、受賞者を含めたほかのゲストは完全オンラインで参加するというケースもあります。
ハイブリッド型表彰式の魅力は、リアル型・オンライン型両方の強みを同時に活かせるという点にあります。リアル会場へ足を運べるゲストは会場ならではの熱気や臨場感、非日常感を味わえるでしょう。オンラインのゲストは会場まで足を運ばずともイベントの熱気や臨場感をリアルタイムで感じられ、移動コストも抑えられるというメリットもあります。ハイブリッド型イベントは、オンラインを活用するためキャパシティが大きくなり、より多くのゲストを招けるのも魅力です。
受賞者にとっても、リアル会場で受賞を喜んでくれたり、直に顔を合わせてコメントを貰えたりすることでモチベーションにつながります。さらに、オンライン参加者が気軽にコメントを送れる状態にしておけば、受賞時にどんな反応を貰えていたかがわかるので、より実感を持ってもらえるでしょう。オンライン参加者の顔が見える状態で、リアル会場の様子とあわせて録画しておけば、リアル会場にいた人もオンライン会場の様子について式を振り返りながら視聴できます。
ハイブリッド開催で注意しておきたい点は、オンライン開催と同様に「通信トラブル」「リアル会場での撮影」です。くわえて、リアル会場とオンライン会場の両方で参加者管理を行う必要があるので、規模に合わせたハイブリッドイベント用のプラットフォームを活用するのがよいでしょう。煩雑になる手間を減らして、イベントの進行に注力しやすくなります。
表彰式の開催形式まとめ
表彰式の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リアル型表彰式 | ・非日常感を味わえる ・リアルタイムで雰囲気や音響を体感できる ・多様な演出が可能 |
・大規模な会場の確保が必要 ・機材の搬入が必要 ・会場の場所選定や予算計画が大変 |
オンライン表彰式 | ・会場を押さえる必要がない ・遠方や海外の社員も参加しやすい ・座席による見えやすさの違いがない |
・通信トラブルへの備えが必要 ・映像撮影技術が必要 ・臨場感が出しにくい |
ハイブリッド型表彰式 | ・リアルとオンライン両方の強みを活かせる ・より多くのゲストを招ける |
・リアルとオンラインの参加者管理が煩雑 |
私たちミーティングスペースAPは、これまでリアル・オンライン・ハイブリッドにて多くのイベントを開催していきました。目的に合わせて弊社のコーディネーターがご相談を受け貯まり最適なプランをご提案させていただきます。
表彰式のレイアウトについて
表彰式ではステージを使うため、客席とステージの「上手(かみて)」、「下手(しもて)」を意識した配置を行うことが大切です。一般的に、客席から見て舞台の右側が「上手」、左手が「下手」となります。
司会者は下手、受賞者は上手に立つのが基本です。ステージの上手・下手の位置を理解しておくことで、「下手に○○の設備を配置」「上手に○○をスタンバイさせる」など、当日の動きをイメージしやすくなります。また、ステージの大きさや照明・スクリーンの位置、座席の様子などをチェックしておくと、表彰式の演出をどうすればよいかが掴みやすくなるでしょう。
スクール形式
スクール形式のレイアウトは、教室のように参加者が前方を向いて座る配置です。テーブルと椅子が縦横に並べられ、列ごとに前を向いているため、参加者が登壇者やプレゼンターの話に集中しやすくなります。テーブルがあるため、ノートを取ったり、資料を広げたりすることができる点もメリットの1つです。ただし、参加者同士の交流がしにくい点や机と椅子の配置が大変な点などのデメリットもあります。

シアター形式
シアター形式のレイアウトは、参加者が前方を向いて椅子のみが並べられた配置です。椅子が横一列に並び、複数列にわたって前方を向いているため、一度に多くの参加者を収容できます。設置がシンプルで会場の準備が容易ですが、テーブルがないため、ノートを取ったりパソコンを使用したりするのが難しいというデメリットがあります。

正餐形式
正餐形式のレイアウトは、表彰式と合わせて参加者に食事も振舞われる場合に適したテーブル配置です。丸テーブルや長方形テーブルが配置され、それぞれのテーブルに6~10人程度が座ることが多いです。参加者同士の親睦が深まりやすいですが、広い会場の確保や、必要に応じてケータリング(食事)の用意が必要になります。

表彰式を開催するならミーティングスペースAPがおすすめ
表彰式の会場を借りたいと思っても、サービス内容や設備の充実度は会場によって異なるもの。個人または少人数でのイベントに適したところもあれば、数百人を対象にした配信にも対応しているところもあります。ミーティングスペースAPなら様々な規模や用途に対応しておりますので、ぜひご検討ください。
ミーティングスペースAPの特徴1:安定した高速回線を完備
ミーティングスペースAPが提供する「AP Online」は、オンライン表彰式をはじめWeb会議や生配信ウェビナー、オンライン株主総会などでご活用いただけるサービスです。AP Onlineでは、施設専有の高速回線を備えているのが特徴。通信局と直接接続しているため、ほかのユーザーからの影響を受けにくく安定した速度を実現します。その速度はなんと、下り800~950Mbps(有線接続時のアベレージ)。DVD1枚分(4.7GB)のデータが45秒でDLできます。くわえて、有料オプションとしてバックアップ専用回線(NURO)もご用意。2回線あることで、片方にトラブルが起きても対処が可能です。表彰式のような記念イベントはもちろん、有料ウェビナーやオンライン株主総会などの失敗が許されない場面でも活躍します。
ミーティングスペースAPの特徴2:5つの異なるプランをご用意
ミーティングスペースAPの「AP Online」サービスでご提供しているのは、5つのプラン。シンプルなWeb会議におすすめの「コンパクトWEB PLAN」のほか、6種類の機材による撮影・配信が可能な「スタンダードWEB PLAN」、ハイブリッド形式に必要なことがスムーズかつお手軽にできる「ハイブリッド配信PLAN」、配信オペレーターによる撮影・配信サポートがある「フルセット配信WEB PLAN」、テレビの生放送番組のようなハイクオリティな仕上がりになる「スタジオ撮影WEB PLAN」からお選びいただけます。表彰式の開催規模やお考えの演出に合わせていただけるので、無駄なコストがかかってしまうようなことはありません。
ミーティングスペースAPの特徴3:細かなカスタムオーダーにも柔軟に対応
その時々の条件やご要望に合わせたカスタムオーダーにも対応。「スタンダードWEB PLANを使いたいが配信オペレーターのサポートもほしい」「配信オペレーターとカメラマンをもう少し多めに手配したい」など、細かなご要望がありましたらスタッフまでお気軽にご相談ください。丁寧なヒアリングのあと、最適な配信プランをご提案させていただきます。ハイブリッドイベントは初めて、という企業様でも専門スタッフが全力でバックアップいたします。
ミーティングスペースAPの特徴4:ショールームでお試し可能
AP Online新橋ではショールームも完備。わからないこと、気になることがあれば、配信オペレーターにすぐにご相談いただけるのも、ショールームならではの強みです。配信本番前に、機材の使用感や撮影の仕上がり、回線の安定感を存分にお試しください。表彰式を成功に導くため、ミーティングスペースAPもお手伝いいたします。
AP Onlineのサービス内容やプランの詳細は、こちらからご覧いただけます。
もちろんオンライン配信を伴わないリアル表彰式でのご利用も大歓迎です。ミーティングスペースAPは東京・大阪・名古屋を中心に、駅からのアクセス抜群の会議室を提供しています。
ミーティングスペースAPの表彰式開催事例
イベント概要
①ご利用内容 ▶ オンライン表彰式
②配信プラットフォーム ▶ Zoomミーティング
③参加者数 ▶ オンライン参加 120名 / 現地参加 10名
お客様からのご要望・お悩み
■ 受賞者は現地参加? オンライン参加?
社員全員が集まったリアルでの開催は断念し、Zoomを使用した表彰式を検討しているが、受賞者に限っては配信会場に来てもらうか、受賞者もリモート参加とするか迷っている。
■ オンラインでの表彰式…盛り上がるのか不安…
普段、Zoomを用いた定例会議や打ち合わせは行っている。その延長線上で表彰式をイメージすると、盛り上がるのかとても不安。受賞者には喜んでほしいし、配信を見ている参加者も楽しめるようなものにしたい。
解決ポイント
グリーンバック / ブルーバックを使って、表彰式にふさわしい背景と合成
受賞者を配信会場での参加とした場合、サプライズ感が薄れること、一方でリモート参加とした場合に、受賞のタイミングでリモート参加している社員がPCの前から席を外してしまっていた時にどうすれば良いのか。それぞれの参加方法について懸念されている状態でした。
最終的に、受賞者の参加方法についてはコロナウイルス感染者状況を踏まえて「リモート参加」となりました。配信画面は、「いつものZOOM画面」ではなく、表彰式らしい・表彰式にふさわしいものとして、CG動画を使用してニューススタジオ風にしました。
受賞者をプレゼンターと同じ画面に映し出すことによる 感動の演出
リモート参加におけるサプライズ感の演出として、ニューススタジオの背景にモニターを想定した画面をさらに埋めこみ、ドラムロールの後に受賞者のカメラ映像をリアルタイムで出しました。 受賞者本人には事前に知らされておらず、サプライズ感がありました。お客様が懸念されていた「タイミング悪くPCの前に受賞者がいなかったら...」という場合に備えて、受賞者の顔写真を一時的に出せるよう準備しました。
配信用スイッチャーを活用した ワンランク上の画面構成
配信用のスイッチャーは、複数の配信素材を入力し、レイヤーを重ねて行くことが出来ます。
今回の場合は、
背景 ▶ 受賞者のZoom画面 ▶ 表彰者(プレゼンター)の現地カメラ映像 ▶ テロップ
となっています。
テロップ部分には、受賞のタイミングで[氏名・所属]を表示させました。
画面の構成については固定ではなく、シーンに合わせて・好みに応じて設定できます。
配信後のご感想
■受賞者の方より
自分が受賞したことも予想外でしたが、自宅でZoomの配信画面を見ていたら自分の映像がいきなり出てきて、とても驚きましたし、表彰してくださった社長と配信画面上でお話ししていて、じわじわと感動の気持ちがわいてきました。
■配信オペレーターより
配信中に、現地では参加者の方々をギャラリービュー表示にしてモニタリングしていましたが、今回は受賞されていない方々についても、終始にこやかに画面を見ていらっしゃっており、良い雰囲気をお客様のイベントで作れた実感がありました。
ご利用いただいたオンラインプラン
フルセット配信プラン、他オプション機材を追加しております。
表彰式開催の頼もしいパートナーでありたい
ミーティングスペースAPは、少人数から数百人単位で使用できる多様な貸し会議室をご用意しています。安定した高速回線・配信機材・専任スタッフを揃えて、リアル・オンライン・ハイブリッド表彰式やウェビナー、Web会議など様々なジャンルのオンラインイベントをサポートいたします。
私どもミーティングスペースAPへご相談・ご質問がございましたら、下記のフォームもぜひご利用ください。ミーティングスペースAPならではのサービスで、満足度の高い表彰式をお約束いたします。