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【AP日本橋お役立ち情報局】デザイン思考(クリエイティブ思考)を取り入れた社内研修は効果があるのか?〜お客様目線で考える思考法とは(超初級編)」~考え方が変わると見え方も変わる!【全力でデザイン思考で行こう!】

2024年6月18日

こんにちは。AP日本橋お役立ち情報局・編集部の前田でございます。
御社の会社でも社内研修は定期的に行われていることかと思います。島型のワークショップ形式が多いのではないでしょうか。毎回同じような流れ《よくあるフォーマット(型)》ですよね。よくあるフォーマットとは「講師の話ワーク→発表講師の話ワーク→発表」が延々と続くかたちのものです。この型が十数年使われております。

私も「研修のフォーマットって進化しないのかな?」と思うこともありまして、フォーマットが長期にわたって、ほぼ同じなのが非常に気になっております。講師の話を少し聞いただけでワークが即、出来ている訳ではなく、もともとその人に能力があり、講師の話はその人の能力を増幅しているだけにすぎないのではないか?という疑問が沸いてきます。(←あくまでも私の個人的な見解です)そのため、そろそろ研修のオリジナル新フォーマットを再発明する講師や企画担当者がでてきてもおかしくないと考えているのですが、皆様はどうお考えでしょうか。例えば「講師の話→講師がワークをする(それを見て学習)→講師のワーク内容について皆で話し合い→新たに気づいた事を各自発表」などはどうでしょうか。見て覚える職人さん的なイメージです。何か学ぶ時にYouTubeの動画を見ても、実際に先生がやってるのを見た方が早かったりしますからね。さあ、いろいろアイデアが浮かんできませんか?クリエイティブに行きましょう!

 

さて、ここまで書いておいて大変申し訳ないのですが(笑)今回は研修フォーマット(型)の話ではございません。実施する際、クリエイティブに考えていく思考法の話となっております。※フォーマットの話はまた別記事にて書かせていただきますのでお待ちください。

 

~生成AI時代にこそ、デザイン思考を~

クリエイティブな考え方として「デザイン思考」というものがあるのですが、聞かれた事はありますでしょうか。現在ではビジネスにも応用できるとして非常に注目されている思考法です。かなり汎用性があり使いやすいため、当施設でもその考え方を取り入れることにいたしました。クリエイティブに考えていく事で何か見え方が違ってくるのではないかと思い、前向きにこのテーマを選ばせていただきました。先ほどの研修・新フォーマットなども、デザイン思考で検討可能です。生成AIが飛躍的に進み、通常業務のアシスタント(補助)として本格的に利用できるようになった現在ですが、未来を考えるといいますか、びっくりするような新しい事などをクリエイティブに考えていく思考法は、まだまだ人間が有利かと考えています。

 

ただ単に話をしても具体性にかけるため「研修でデザイン思考を取り入れた場合」どのようになるかを考えながら進めたいと思います。お付き合いくださいませ。

 

※尚、この記事ではデザイン思考について私の理解している事をお話しする内容となっております。そのため、厳密には実際のデザイン思考とは違う部分もあるかと存じますが、個人的な見解や解釈となりますことご了承ください。だいたいのイメージをつかんでいただき、思考法に興味をもっていただければ幸いです。

 

★東京駅近くの貸し会議室【AP日本橋】の提供でお送りします。

~デザイン思考を取り入れた社内研修は効果があるのか?~

 

【はじめに:社内研修の重要性(基本)】

社内研修は、企業の成長と発展において不可欠な要素です。社員一人ひとりのスキルを向上させ、知識をアップデートすることで、企業全体の競争力を高めることができます。また、研修は新しい技術や業務プロセスの導入をスムーズにし、組織全体の効率性を向上させる役割も果たしております。特に具体的で実践して役に立つ内容ですと、すぐに結果が出るため参加者も充実感といいますか、前向きに進めるのではないでしょうか。逆に結果がすぐにでない抽象的、概念的な内容ですと、効果が薄い傾向にあります。研修企画者の腕の見せ所かと思いますので、「満足度の高い」、社員から絶賛されるような研修を企画してみてください。

 

【効果的な研修が企業に与える影響】

効果的な研修は、社員のモチベーションを高め、仕事に対する満足度を向上させることができますし、これによって「社員の定着率が向上」し、「優秀な人材を長期的に確保」することが可能になります。また、研修を通じて得たスキルや知識は、日々の業務に直結し、生産性の向上やサービスの質の向上にもつながります。結果として、企業の業績が向上し、市場での競争力を強化することができます。研修は社員のレベルアップにはかかせません。

 

~デザイン思考を導入するにあたって~

【そもそも、デザイン思考とはいったい何なのか?】

ざっくりですが、デザイン思考とは、デザイナーがデザインプロセスで用いる思考法をもとにした問題解決のアプローチのことです。この方法は、①ユーザーや顧客の視点に立ち、②共感を重視して問題を捉え、③創造的な解決策を導き出すことを目的としています。企業では、製品開発やサービス改善に取り入れることで、顧客満足度を高める効果があります。

 

【デザイン思考の重要性】

現代のビジネス環境では、顧客のニーズや期待が日々変化しており、それに迅速に対応することが求められます。デザイン思考を取り入れることで、企業はより柔軟で革新的なアプローチを持つことができ、顧客の本当のニーズを理解し、それに基づくソリューションを提供することが可能になってきます。これにより、競争優位性を保つことができます。

 

【社内研修におけるデザイン思考の効果とは?】

社内研修にデザイン思考を取り入れることで、社員が顧客視点で考え行動するスキルを身につけることができます。これは、製品開発から顧客サービスまで、さまざまな業務において大きな効果を発揮します。また、デザイン思考は創造力や協働能力の向上にも寄与し、社内のコミュニケーションの質を高める効果も期待できます。

 

それでは具体的に詳しくみていきましょう。

デザイン思考には以下の5つの基本原則があります。

 

1.共感(Empathy)】

ユーザーや顧客の立場に立ち、彼らの感情やニーズを理解することが最初のステップです。共感のプロセスでは、インタビューや観察を通じて顧客の体験や課題を深く理解します。

 

2.問題定義(Define)】

共感によって得られた情報を基に解決すべき具体的な問題を明確に定義します。このステップでは問題の本質を捉えることが重要であり抽象的な課題を具体的な問題に変換します。

 

3.アイデア創出(Ideate)】

定義した問題に対して、多様な解決策を考え出すステップです。ブレインストーミングなどの手法を用いて、自由な発想を促し、創造的なアイデアを大量に出していきます。

 

4.プロトタイプ(Prototype)】

創出したアイデアの中から「これはいける!」と思う有望なものを選び、実際に試作品(プロトタイプ)を作成していきます。こちらのプロトタイプは低コストで迅速に作成し、アイデアの実現可能性を検証することが目的となります。

 

5.テスト(Test)】

作成したプロトタイプを実際にユーザーに試してもらい、フィードバックを収集します。ユーザーからの意見を集めていきましょう。このフィードバックを基に、アイデアやプロトタイプをどんどん改善していき、最終的な解決策を磨き上げていきます。

 

以上、5つのステップで進めていきます。簡単のようで簡単ではないですが、慣れればスムーズに進めることができるかと思いますので、実際にやってみてください。

~ デザイン思考を取り入れた社内研修の具体例など~

【研修の計画立案】

まず、デザイン思考を導入する研修の目的を明確にします。例えば、「顧客のニーズを的確に捉えた新製品のアイデアを創出する」「社内のコミュニケーションを改善し、チームワークを高める」といった具体的な目標を設定します。始めるにあたって明確な目標がないと前に進みません。

 

 次に研修の対象者を選定し、日程や場所を決定します。できるだけ綺麗で清潔な会場を選びましょう。会場が綺麗なだけでモチベーションがUPします。

 

~実際の研修内容~

(1)導入セッション:デザイン思考の基本概念とその重要性について講義します。

(2)共感セッション:参加者が顧客インタビューを行い、ニーズや問題を洗い出します。

(3)問題定義セッション:インタビュー結果を解決すべき具体的な問題に定義します。

(4)アイデアセッション:ブレインストーミングを行い、多様な解決策を考え出します。

(5)プロトタイプ作成セッション:有望なアイデアのプロトタイプを作成します。

(6)テストセッション:プロトタイプを試し、フィードバックを収集します。

 

【研修後のフォローアップが重要】

研修終了後、参加者が実際にデザイン思考を業務に活用できるよう、フォローアップを行います。例えば、定期的なフィードバックセッションや、さらなるスキル向上のための追加研修を提供します。研修が終わったら、はい終わりということは避けたいものです。

 

 デザイン思考がもたらす効果

【社員の創造力と問題解決能力の向上】

デザイン思考は、社員が従来の枠にとらわれずに新しいアイデアを創出する力を養います。これにより、複雑な問題にも柔軟に対応できるようになります。デザイン思考の考え方を取る人材は今後、ビジネスにAIが浸透していく中でかなり重要になっていきます。

 

 【チームワークとコミュニケーションの改善】

共感と協働を重視するデザイン思考は、チーム内のコミュニケーションを促進し、協力して問題解決に取り組む文化を育てます。これにより、チームワークが強化され、効率的な業務遂行が可能になります。やはり何といっても成功への近道はチームワークです。

 

 【顧客志向のビジネスマインドの育成】

社員が顧客の視点から問題を捉えることで、顧客満足度を向上させる製品やサービスを提供できるようになります。顧客志向のビジネスマインドを育成することで、企業全体の競争力を高めることができます。人はどうしても、自分目線で考えてしまいがちですので、自分の予想や考えで行動することを徐々に顧客目線に切り替えていきましょう。

 

 【導入に向けたステップ】

デザイン思考研修を導入するには、まず社内のニーズを把握し、適切な研修プログラムを設計します。外部の専門家やコンサルタントの協力を得ることも有効です。

 

研修を成功させるためには、適切なリソースとサポートが必要です。例えば、専用の研修スペース、オンラインツール、講師の手配などが考えられます。また、経営陣の理解とサポートも重要です。研修を実行する際には、参加者が積極的に取り組める環境を整えることが大切です。例えば、自由な発言を奨励する雰囲気作りや、失敗を恐れずに試行錯誤できる場を提供します。また、進行役やファシリテーターが適切にサポートすることも重要です。

【導入の際の課題とその対策】

デザイン思考を社内研修に取り入れる際には、以下のような課題が考えられます。

 

  • 【社員の抵抗感を減らす】

新しい思考法やアプローチに対して抵抗を感じる社員も思ったより多くいます。これを克服するためには、事前にデザイン思考の効果や成功事例を紹介し、理解と納得を得るのはもちろん必要ですが、その抵抗(不安なこと)を減らしてあげることも重要になってきます。
長年同じ方法で業務を行ってきた社員は、新しい方法に対する不安感を強く持つことがあります。「今までの方法で問題がなかった」という考えが根強く、新しい方法が本当に効果的なのか疑問を持つことが多くなるのです。知っている内容でないと安心できないないという心理ですね。不安をうまく取り省いてあげてください。

 

  • 【リソースの確保と計画】

デザイン思考研修には時間や資金、教育体制など適切な環境が必要です。これを解決するために、まずは小規模なプロジェクトから始め、徐々に拡大していく方法が有効です。長期的な計画上に取り入れて進めていきましょう。

 

  • 【継続的なサポートと勉強会】

研修時だけでなく、その後のフォローアップがかなり重要です。続けることが大事ですので積極的にアクションを起こしましょう。社内にデザイン思考に詳しい人を増員したり、定期的に勉強会を開催することで、継続的なスキル向上を図ることもかなり必要です。学んだことが実際の業務で実践できるようにも支援していきましょう。

 

~本日のまとめ~

【デザイン思考を社内研修に取り入れるメリット】

 

1、創造力と問題解決能力の向上!

→新しいアイデアの創出と効果的な解決策の発見ができるようになる。

 

2、チームワークとコミュニケーションの改善!

→共感と協働により、チーム内の連携が強化され、コミュニケーションの質が向上する。

 

3、顧客志向のビジネスマインドの育成!

→顧客視点で考えることで、より顧客満足度の高い製品やサービスを提供できるようになる。

 

【今すぐ始めるための一歩】

1、経営陣の理解を得る

→デザイン思考の重要性と効果を経営陣に説明し、理解と今後のサポートを得る。

 

2、専門家の協力を得る

→デザイン思考の専門家や講師を招いて、研修プログラムを実施する。勉強会の実施。

 

3、小規模なプロジェクトから始める

→少人数で試験的にデザイン思考研修を実施し、その効果を確認した上で、徐々に規模を拡大していく。じわじわと浸透させる方法。

 

デザイン思考を取り入れた社内研修は、「社員のスキルアップ」や「組織全体の革新力向上」に役立ちます。顧客ニーズを敏感に察知して形にする文化を育てるため、この機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。クリエイティブな人材を育てていきましょう。

 

AP日本橋では、このような研修会場としてもぴったりな大部屋(最大504㎡)をご用意しています。数ある貸し会議室の中でも「東京駅近くで綺麗な会場」です。参加者のモチベーションも上がりますよ!!社内研修などを企画される際は、ぜひご検討会場として候補に入れていただけますと幸いです。

本日も、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。また次回をお楽しみに!

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